働く目的は「収入を得ること」が全てではありませんが、勤務条件を考えるときに見逃せない大切な条件の1つです。男女雇用の垣根がなくなって以来、女性が活躍できる職場が多くなりました。それに伴い、男女間の賃金格差も是正されつつあるようです。
看護師の収入は、女性の仕事の中では多い傾向にあるといえます。ただし、働き方によっては大きく異なってくるのです。たとえば、看護師の仕事を生涯続ける場合、1億円以上も差が出てくるとのデータも存在します。それだけに、働き方の工夫が必要ともいえるのではないでしょうか。結婚をどうするかは個々のケースにもよりますが、妊娠・出産をするのは女性なので、見逃すことはできません。また、その後の子育ても女性に負担が掛かってくることが多いです。そのため、女性は働き方の軌道修正が必要になります。子供が生まれてからの女性の働き方として、育休を挟みながら生涯正社員で働く方法があるようです。また、子育て期間を経て正社員で働く方法があるほか、非正規雇用で働く方法も注目されています。どのような働き方をするのかは、本人の希望はもちろんのこと、家族の理解や協力なくては成り立ちません。
看護師の代表的な仕事として、交替勤務が必要な医療機関や介護施設などがあり、相当な体力が求められます。しかし、加齢とともに無理が利かなくなることも多いでしょう。そのような場合は、訪問看護ステーションやデイサービスなどの仕事・トラベルナース・町ぐるみ健診などの選択肢もあるのです。やはり、生涯仕事を続けるためには、くれぐれも無理をしないことが大切なポイントになります。